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気 (ドラゴンボール) : ミニ英和和英辞書
気 (ドラゴンボール)[き]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [げ, き]
  1. (suf) (uk) seeming 2. giving the appearance of 3. giving one the feeling of
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

気 (ドラゴンボール) : ウィキペディア日本語版
気 (ドラゴンボール)[き]

(き)とは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』、ならびにそれを原作としたアニメなどにおける体内エネルギーの概念である。
本稿では、それを利用した気功波(きこうは)についても、併せて解説する。
== 概要 ==
『ドラゴンボール』作中で使用される、体内エネルギーの比喩である。初めてこの概念が登場したのはピッコロ大魔王編で、超神水を飲んだ孫悟空ピッコロの気を感じ取り、カリンに驚かれている。戦闘に用いる場合、気功波として放つ以外にも、体の一部分に込めることで攻撃力や防御力を上げたり、ゴテンクスのように意思を持った気のオバケを作り出したり、ベジットのように手から気の剣を出したりと用法は様々である。気の弱っている者に別の者が気を受け渡すことも可能。また体内の気を放出、コントロールすることで飛行も可能であり地球ではこの技術を舞空術(ぶくうじゅつ)と呼んでいる。知人の気を感知して瞬間移動を行うことが可能な、気を使用した技を持つ者もいる。キビトのように気合いを送りこむことで体に気を与え体力を回復させる能力を持つ者や、デンデのように全身から集めた気を手から発してダメージを回復する能力を持つ者もいる。同義語としてヤジロベーは「妖気」、界王神は「エナジー」と表現している〔渡辺彰則編「ドラゴンボールの世界〈用語解説〉」『ドラゴンボール大全集 7巻』集英社、1996年2月25日、ISBN 4-08-782757-7、44、50頁。〕。
訓練すれば相手の気の強さや位置を感じることが可能で、数億キロ離れた相手の場所さえ分かってしまう。また、気の強さをコントロールすることで気配を隠したり、強さをカモフラージュすることができる。訓練次第では気を完全に消すことができ、その場合肉眼で探すしかなくなる。気は強弱以外にも個人の特色が出るようで、その人物を知るものであれば気の探索により個人の特定が可能である。フリーザ魔人ブウに対しては「邪悪な気」、「不気味な気」といった表現もみられ、セルは複数の人物の気が入り混じっていると表現された。また人造人間のように、気を探っても人造人間自体から気を感じないケースもあれば、破壊神ビルスのような神の域に達している者の質の高いクリアな気は、同じ神の域に達している者でないと感じ取ることすらできないといったケースもある。
地球の武道家など一部の戦士は気を高めることで戦闘力を上昇させることができ、元々の気を戦いで一気に増幅して、それを爆発させることで高い戦闘力を発揮する〔鳥山明「トランクス再登場」『DRAGON BALL 第29巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1992年6月10日、ISBN 4-08-851419-X、133、137頁。〕。元々の気を奪い取られても増幅して爆発させる前の気だとそこまで大きなエネルギーではないらしく、ドクター・ゲロも背後から捕まえることでピッコロの気をほとんど吸い取り、その気を自分にプラスしたことで回復したピッコロも倒せると踏んでいたが、ピッコロにはまるで歯が立たなかった。そのときピッコロはゲロに、「オレたちは戦いで一気に気を増幅して、そいつを爆発させるからオレから奪い取ったエネルギーは知れたものだ」と解説している〔。
劇中の登場人物の中で気の探索やコントロールを行えるのは、主人公の悟空をはじめとする修行を積んだ地球の一部の戦士達、界王神をはじめとする神域の関係者、種族としてその技術を保持しているナメック星人など、限られた人物、限られた種族のみである〔悟空がヤードラット人から教わった瞬間移動は気の探索の技術を応用している為、ヤードラット人も気の探索を行える種族である可能性があるが、ヤードラット人が劇中に未登場の為、確定できていない。〕。敵として登場したキャラクターの多くは、当初は気を探索することができないが、中期であればナメック星編でのベジータ、後期であれば魔人ブウなど、パワーアップ時に可能になるパターンも多く、戦闘に関する学習能力の高さを表現したり、知性の高まりの表現としてしばしば用いられた。また、ドクター・ゲロによって作られた人造人間16号と19号、及びドクター・ゲロ本人である20号は、気を感知する事で相手の位置、強さを特定するパワーレーダーを内蔵している。
フリーザ一味はこの気の探索の技術を持っておらず、フリーザをはじめとした構成員たちはスカウターによって戦闘力や気の位置、強さを測定していた。また、ラディッツが悟空とピッコロが戦闘力を自在にコントロールしている事を見て驚いていた事、ドドリアが戦闘力を変化させたナメック人を見て「めったにいないタイプ」と発言している事などから、気のコントロールの技術も伝わっていなかった事が窺われる。
気の容量はそのまま実力と結びついているが、実力には技術や技量などといった他の要素も関係してくるので、力量を測る指針にはなるが絶対的なものではない。また、鳥山明は「闘いにおいて最も重要なのは気の大きさとコントロールであり、肉体そのものの強さにはどう鍛えても物理的な限界があり、それを超えるには気の増大が必要になる」と語っている〔「マンガ「DRAGON BALL」の真実 トリヤマはこう考えていたよスペシャル」『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド ストーリー編』 集英社 ジャンプ・コミック出版編集部編 92頁。〕〔「鳥山明に聞いてみた!2013」『ドラゴンボール超全集 1巻』集英社、2013年2月10日、ISBN 978-4-08-782496-4、31頁。〕。気には、元気〔健康でも元気が無かったり、病気でも元気があったりといった場合の元気も含む。〕、勇気〔強い相手に対し震えて逃げ出したり、グッと我慢して立ち向かえるといった類の勇気。〕、正気といった精神力も含まれる〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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